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COOLPIX995(NIKON)

発売 2001/06
撮像素子 1/1.8型 334万画素 補色系CCD
レンズ 38〜152mm相当(8〜32mm)F2.6〜5.1
記憶媒体 コンパクトフラッシュ(8MB付属)
インターフェース USB(マスストレージクラス),ビデオ出力(NTSC/PAL)
光学ファインダー 有り
液晶モニター 1.8型低温ポリシリコンTFT
記録画素数 2048×1536
2048×1360
1600×1200
1280×960
1024×768
640×480
最短撮影距離 30cm(ノーマル)
2cm(マクロ)
電源 6V 2CR5リチウム電池×1個
または、専用リチウムイオン充電池パック(付属)
サイズ(W×D×H) 138×40×82mm
重量 390g(本体のみ)
付属品 コンパクトフラッシュカード(8MB),ストラップ,
レンズキャップ,ビデオケーブル,リチウムイオン充電池,
充電器
価格 113,000円

○珍しくなった回転レンズ(人によっては×かも)
○4倍ズームニッコールレンズ
○レンズ前2cmまで寄れるマクロ機能
○ポップアップ式ストロボにより、コンパクト化と赤目軽減を実現
○1/2300までの高速シャッター
○一度の撮影で3段階のホワイトバランスで記録する「ホワイトバランスブラケティング」機能
○F5ゆずりの5点測距AF
○1.5コマ/秒の撮影間隔
○320×240ドットで30秒までの動画が撮れる
×動画に音声がない

【概論】
 QV-10以来デジカメの代表的スタイルだった回転レンズも、銀塩カメラ的なデザインが好まれる市場には、もう一つ受け入れられなかったのか、カシオとニコンだけになってしまった。そのニコンの回転レンズシリーズとして本機は、COOLPIX900以来5機種目となる。
 従来やや大きく幅広かったボディも、ストロボ部分をポップアップ化することで、11mmコンパクトになった。ボディカラーは、COOLPIX990と同じグレーのボディにパープルのラインだが、COOLPIX950と同じ「黒に赤」の方が、ニコンファンには受けるんじゃないかと思う。

 バッテリーが、COOLPIX880と同じく専用になったのは、使い勝手の面から一長一短あると思われるが、COOLPIX880と違い標準で付いてくるのは親切。(当然だが)

 回転レンズと言うスタイル上やむを得ないことではあるが、レンズはやや暗め。望遠時には、露出プログラムも特に高速シャッターへシフトされない事と、感度がゲインアップされるわけではないため、ブレやすくなっている。この辺は、やや上級者向けのカメラだと思えば、理解できる仕様だが、レンズ自体は、もう少し明るくなって欲しい。

【操作性】
 5つの測距点を持つAFは、なかなか優秀で、オートでもマニュアルでも使い易い。ただ、今回も動体予測フォーカスには対応していない。

 撮影間隔は、Fineで2〜3コマ、Normalで4〜5コマでバッファがいっぱいになってしまい、C-3030Z等に比べると、ややもたつき感がある。
 シャッタースピードは、絞り込んだ場合、1/2300秒までアップしたが、開放絞りでは従来通り1/1000秒まで。
 ホワイトバランスを3段階に変えられる「ホワイトバランスブラケティング」は便利そう。

【画質】
 解像感があり良くまとまっている上に、一般受けするように、やや鮮やかな色合いにチューニングされている。

【まとめ】
 安定した画質・多彩な設定項目や操作性の良さ等、カメラメーカの上級機らしい本格的なカメラとして、長く使い込めるデジカメと言える。写真を撮ることを楽しむ人には、自信を持って奨められる。ただ、そう言う層に、回転レンズというカメラらしくないスタイルが受け入れられるかというと、疑問を感じる。ニコンからも、オリンパスのC-3000シリーズや、キヤノンのPowerShot G1シリーズのような、オーソドックスなデジカメを期待したい。