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D1(NIKON)

発売 1999/09
撮像素子 23.7×15.6mm(APS Cタイプ相当)274万画素 原色フィルター CCD
レンズ ニコンFマウントレンズ群(焦点距離1.5倍換算)
記憶媒体 コンパクトフラッシュType2
インターフェース IEEE1394,ビデオ出力
光学ファインダー 有り(一眼レフタイプ)
液晶モニター 2型低温ポリシリコンTFT
記録画素数 2000×1312
最短撮影距離 レンズに依存
電源 専用ニッケル水素充電池(オプション)
サイズ(W×D×H) 157×85×153mm
重量 1100g(本体のみ)
付属品 ビデオケーブル、ネックストラップ、ボディキャップ、モニタカバー
価格 650,000円

○レンズ交換式一眼レフデジカメとしては(これでも)安価
○豊富なニコンFマウントレンズが使用可能
○ニコンの高級機に匹敵するボディ性能
○4.5コマ/秒で21コマの撮影が可能
×実際に使うにはかなりのオプション購入が必要
×色空間が「NTSC」で、そのままでは発色が悪い
×やや大きく重い

 65万円と言う定価は、最高級一眼レフ(F5等)の倍以上だが、APS-Cタイプの大型CCDを使ったデジカメとしては、発売時「信じられない程安価」と言われた。一般ユーザも手が出る価格帯に初めて登場したレンズ交換式一眼レフデジカメ。

 基本的に、報道や商品撮影などの業務用モデルだが、このデジカメから「一般ユーザ向けレンズ交換式一眼レフデジカメ」の歴史が始まったと言っても過言ではない。
 一方、報道の現場では、F5を駆逐しスタンダードの位置を確保したと言われるほど普及した。ニコンによれば、「業績見込みの倍以上売れた」らしい。

 画素数だけ見ると、少し後のコンパクト機にも劣るが、10倍以上の面積を持つCCDを採用していることもあり、実際にはレベルの違う高画質。素の画像はあまり見栄えは良くないが、素材として使われる事を前提としており、変に誇張していないため、好感が持てる。
 メカシャッターと電子シャッターを併用することで、1/16000秒までの高速シャッターが切れる。

 ボディ剛性やAF・連写等、カメラとしての基本機能は、ニコンの一眼レフとしても高級機クラスで、F5とF100の中間のレベル。後にライバルとなるEOS D30やFinePix S1Proとは、カメラとしての信頼性と完成度で大きくリードしている。

 2000年末には、実売価格が40万円台となり、一般ユーザも手が届くようになった。