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DMC-LC5(Panasonic)

発売 2001/10
撮像素子 1/1.76型 401万画素 補色系CCD
レンズ 33〜100mm相当(7〜21mm)F2.0〜2.5
記憶媒体 SDメモリカード(16MB付属)
インターフェース USB(マスストレージクラス),AV端子
光学ファインダー 有り
液晶モニター 2.5型低温ポリシリコンTFT
記録画素数 2240×1680
1600×1200
1120×840
640×480
最短撮影距離 30cm(ノーマル)
6cm(マクロ)
電源 専用リチウムイオン充電池(付属)
サイズ(W×H×D) 127.5×82×63.4mm
重量 360g(本体のみ)
付属品 SDメモリーカード(16MB),専用リチウムイオン充電池(1400mAh),
ACアダプター,AVケーブル,USBケーブル,レンズキャップ,
ストラップ,モニターフード,CD-ROM
価格 オープン(実売90,000円前後)

○ライカM型カメラを連想させるレンジファインダーカメラ系デザイン
○ライカブランドの明るい3倍ズームレンズ
○新開発ピュアカラーエンジンで補色系CCDでありながら高感度・高解像度と色再現性を両立
○最大画素数記録でも秒4コマ(最大8コマ)の高速連写
○大きな2.5型低温ポリシリコンTFT液晶モニタ
×熟成不足の画質

【概論】
 パナソニックとライカが提携して開発するデジカメの第1弾。

 ライカM型カメラを連想させるレンジファインダーカメラ風デザインに、ライカブランドの「バリオ・ズミクロンレンズ」を搭載。カメラメーカがひしめくデジカメ市場に食い込むために、ソニーがカールツァイスブランドを利用したように、パナソニックがライカブランドを利用しようとしているのだろうが、このカメラのデザインを見る限り、当初発表された提携内容通り、かなり踏み込んだ共同作業が行われていることがわかる。

 あまりにも、ライカM型を意識したデザインと言えるが、ボディが大柄でホールディングは良い。液晶モニタも標準の約2倍の大きさを誇る。最も、光学ファインダーは、M型ライカに遙かに及ばない見え方なのは残念。(このクラスの標準的な性能は持っている)

【操作性】
 比較的良好だが、露出補正ボタンだけは、十字ボタンと離れて配置されており、やや使いにくい。

 起動は約4秒、連射も秒4枚とかなり軽快。AFも2方式を組み合わせている効果で、かなり高速。コントラストの低いものなど、AFが苦手なものは、早めに点滅表示が出て、MFへ切り替えようとするのは、撮影者にとって親切と言える。

 大型の液晶モニタを使っている割には、バッテリーの持ちはかなり良い。

 撮影パラメータは、コントラストや彩度を、撮影者が調整できるなど、上級者向けの設定項目が多いが、一方で、シーンセレクトは搭載していない。

【画質】
 多くのデジカメに搭載されているソニー製のCCDではなく、パナソニック製のCCDが搭載されているためか、同クラスのデジカメと比べて、全体的にやや劣る画質となっている。

 コントラストが高く、暗部は黒潰れしていてノイズも多い。発色は補色フィルターの特徴が悪く出た感じで、やや実際の色合いとズレがある。ただし、解像度はそれなりに高い。

 もちろん、使用していて不満を感じる程ではないが、このクラスのデジカメが、どのメーカもハイエンド機に位置し、力を入れて調整していることもあり、やや熟成不足の感がある。

【まとめ】
 ライカブランドを前面に押し出したデザインの割に、やや内容が伴わないのは残念。よほど実売価格が下がらない限り、特に選ぶべき所がない。