長所を伸ばす方向で…
世間一般には「母の日」だが、息子(と家族)にとってはいつも通り「ソフトボールの1日」。
息子は上級生チームとして朝から市内の別の小学校に練習試合へ、私は下級生チームの練習を手伝う。直接息子のいるチームを見る方が面白いが、どちらにしても団に世話になっているのだから、協力できる事はしておかないと…(上級生の練習についていけないって事もあるが)
それにしても子供の成長はいろんな意味で速い。去年入ったときには、キャッチボールも満足に出来なかった子供達も、確実に上手くなっている。
3年生で強肩のY君の相手をしたが、彼も進歩していて、イチローばりのレーザービーム送球を身に付けていた。
まあ、投げるときに大声で、「レー! ザー! ビー! ムッ!」と叫ぶだけなんだが、叫んだときにはいい球が来るから気合いを入れる効果があるんだろう。(もしかすると本物のイチローもやってるかもしれない)
車田正美キャラみたいで面白くて、私も小声でやってみたが、確かに力が出るような気がする。今度、息子にもやらせてみよう。(後で、嫁に止められた)
下級生チームの練習は午前中で終了し、午後から応援に行こうかと思っていた。ところが、昨日の練習後に上級生チームの監督と話していて、「じゃあ(下級生チームも)午後から試合に来るか?」と言うことになった。結局、弁当の手配なんかの関係で、「10時半まで練習した後、帰宅して昼食。12時に集合して練習試合に出発」と言うことになった。
「1試合程度しかなさそうだし、予定が入っている子もいるから参加するのは4・5人かな?」と思っていたら、12人中9人も参加することになった。やっぱり、みんな試合に出たいらしい。
ソフトボールに限らずだと思うが、スポーツの練習というのは壮大な反復練習の繰り返し(←二重表現)で、それだけだと特に面白いものではない。それを(我慢して)続けられるのも、実戦(試合)で成功するためで、そうすると公式戦でないとしても「試合」と言うのは、ハレの場として楽しみなものなのもわかる気がする。
昼食後、試合のある小学校に移動。既に上級生チームは2試合消化して1勝1敗。息子は、外野手でちょこっと出場したものの、特に守備機会もなく終わったらしい。
その場で、息子を含めて3人いる上級生チームの4年生を下級生チームに編入して下級生チームの試合をすることになった。下級生チームに入ると息子も3番ショートを守らせてもらえる。
試合は、コントロールに難があるものの6年生並のスピードボールを投げる4年生のT君が先発。息子も含めて守備陣も頑張り3回までは0-0で進む。ところが、4回に息子のエラーが重なったりして大量点を取られる。次の回で、先発のT君も疲れたようでコントロールが乱れ始めた。ここで、息子がリリーフのマウンドに立った。

さて、前回の登板でも、重力を利用した落ちる球(別名ヘロヘロボール)で何となく抑えた息子だが、今日は、多少スピードが増して打ちごろになったためか、いきなり連打をあびる。このまま大量失点かと思っていたら、なんと、投球にチェンジアップを織り交ぜて後続を断った。
あのー。普通の投球がチェンジアップ並のスピードなんですけど、この上に遅いボールを投げるのに意味があるの?
と思ったが、そこまで遅いと相手も打ちづらいようで、見送ったりゴロになったりしたから、相手によっては(1回ぐらいは)有効なんだろう。
短所を直す(スピードを増す)よりも、長所を伸ばす(遅い球とコントロール)方が教育的には正しいのかも。
試合の方は、元オリックス→阪神の星野からヒントを得た(?)息子の「遅い球を速く見せる投球術」のかいもなく、結局点が取れず0-9で大敗。
バッティングでも、最近入った子は仕方ないとしても、息子までなんの工夫もなく2打席2三振。終わってから「少しは考えろ!」と小言を言ってしまった。
その後、5年生のバッテリーを入れてもう1試合を組んでもらう。今度は、Tくんがショート、息子がセカンドと二遊間を守る。

普段、上級生チームの試合でも投げている5年生のF君が投げるとさすがにしまった試合となり。3-4で終盤を迎える。
ちなみに息子は、第1打席の1死走者無しで、ピッチャーの足下にやや強いバントを転がし、内野安打で出塁!
やっと「考えて」くれた。打てないなら仕方ないと、家で練習しているときに私が授けた「投げ終わったピッチャーの足下は捕りにくいもんだから、そこを狙ってプッシュバントを打てば成功するかも」作戦を実施して成功。
その次の打席でも初球に送りバントを決めて、「4年生では一番バントが上手い」との評判を裏切らないプレーを見せた。(この歳で小技が上手いってのもどうかと思うが)
結局試合は3-4で負けてしまったが、初めて試合に出た子も含めて楽しく貴重な経験だったようだ。