いよいよ全国大会出場校を決めるために愛媛県内の32校が集まって2日間のトーナメントを戦う県大会の日。
今年の会場は、新居浜市の国領川河川敷グラウンドなので、朝6時前に小学校に集合。
さて、問題の息子は、テーピングで固めた右足首がやや太く見えるものの、(一応)普通に歩いて荷物をクルマに積み込んだりしている。
心配してくれた他の父兄の方から、「大丈夫なんですか?」と驚かれたが、もともとリアクションの薄い息子だけに、見た目では3日前にケガをしたとは見えない。
6時の出発。高速道路を走って7時30分頃に試合会場近くの練習用グラウンドに到着。
ここで組み合わせ抽選が行われて試合日程が決まるまで練習する事になった。
息子は、一見普通に見えて、道具も運びランニングもこなしていたが、ダッシュは自粛していた。
1時間ほどして抽選が行われ、第1試合に出場する事になったので、国領川を渡って試合会場に向かう。対戦相手は、皮肉な事に同じ松山地区で練習試合でもお世話になっているたちばな小。
我が校が先攻で試合開始。息子は、監督の「足に負担の少ない守備位置で」との配慮から6番ファーストで先発。
試合の方は、途中外野のエラーで逆転されたものの、相手の守備のエラーにも助けられ順調に得点を重ねて、6-3で勝ちなんとか2回戦進出。
| 第1回戦 |
| チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
計 |
| たちばな |
0 |
0 |
2 |
0 |
1 |
3 |
| 道後 |
1 |
0 |
3 |
1 |
1 |
6 |
息子は、ファースの守備はそれほど難しい送球もなく無難にこなしていた。バッティングの方では、第1打席にピッチャー返しの鋭い打球を打ち、相手のピッチャーが打球をはじいた間に足を引きずりながらも懸命に走って1塁セーフ!見事内野安打で出塁した。
私は、たまたま一塁近くで写真を撮っていたが、痛みがあるはずなのに懸命に走る息子を見ていると、写真を撮るのも忘れて応援してしまった。
その後も、もう1本ヒットを打ち、相手のパスボールの間にホームイン。3打数2安打と勝利に貢献できた。
さて、2回戦は新居浜地区の強豪中萩Jss。
これまでも、多くの大会で優勝や準優勝の結果を残しているチームで、実はこの大会の前に、私の中で「あそことは当たりたくない」と思っていた数チームの中の1つである。厳しい戦いが予想された。
試合は、両校のピッチャーの好投で0-0で迎えた4回表。一二塁にランナーを置いて相手の6番バッターに2塁打を打たれて2点を先制される。
しかし、5回裏に下位打線が作った無死満塁のチャンスから、代打で出た5年生のO君の殊勲のタイムリー等で2点を返し2-2となった。
その後は、両チーム得点がなく2-2で迎えた7回表、先頭バッターの6番打者が打ったファーストフライを太陽が目に入ってしまった息子が落球。ランナーを2塁まで進めてしまう。その後、送りバント・スクイズとバントを2本続けて決められて2-3とリードを許す。
最終回の7回裏は三者凡退に終わって2-3で試合終了。全日予選の県大会は2回戦敗退。ベスト16で終える事になった。
| 第2回戦 |
| チーム名 |
1 |
2 |
3 |
4 |
5 |
6 |
7 |
計 |
| 中萩 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
1 |
3 |
| 道後 |
0 |
0 |
0 |
0 |
2 |
0 |
0 |
2 |
ちなみに、この試合でも息子は1安打と1四球で2度出塁し、2打数1安打1四球とまずまずの働きを見せたが、守備での唯一のエラーは試合を左右するものであまりにも大きい。
親から見ると、水曜日木曜日の状態から見れば試合に出ているだけでハラハラものだったし、バッティングにしても守備にしてもケガを考えるとよくやったと言いたいが、「ケガしていながら試合に出場する事自体は偉い事だが、それで試合に負けてしまっては美しくも何ともない」(「ドカベン」の土井垣主将の言葉)
試合後は、選手も父兄も落ち込んでいたが、監督だけは、「エラーした本人が一番辛いはずだから、責めてはイカン」と言ってくれた。
その後、落ち込んだ気持ちのままで、小学校まで帰ったのが午後4時頃。
子供達は一応解散となったが、親は、「県大会以後」のチーム編成なんかの話し合いがあって、私もその場に残っていた。そこに、息子と同じ6年生のチームメートが3人ほど座っていたので、「ゴメンな。○○(息子)があんなエラーして」と言ったところ、「なに言ってるんですか。僕たちもエラーする事があるし、今日の試合でも色々失敗がありました。○○だけのせいじゃありません」と社交辞令なしで言ってくれた。
まったく…、この歳になって小学6年生の子供達に教えられるとは…。息子は、いいチームメートを持った。
かくして全国大会出場を目指して練習と試合に明け暮れていた道後スポーツ少年団の2008年の挑戦は終わった。
今後も、色々な大会がありまだまだ活動が続くが、「リーグ戦→地区大会→県大会→全国大会→世界大会(←あるのか?)」と言う流れの戦いには、(我が校にとっては)決着が付いてしまった事になる。
それでも、戦力面でもだと思うが、何よりチームワークのいい今年のチームで、今後何かのタイトルを取ってくれればと思っている。