ジョン・C. ライト『ゴールデンエイジ』
職場近くの宮脇書店で買ったジョン・C. ライトの初邦訳作品(?)『ゴールデン・エイジ〈1〉幻覚のラビリンス』。

電子的な人格データの保存・復元に成功した事で、「不死」を手に入れた遙か未来の人類。木星の太陽化をはじめとして惑星の改造にも成功し生活空間を太陽系内に広げ永遠の繁栄が約束された世界。仮想空間とダミーボディが繰り広げる「千年紀祭」。優秀なエンジニアとして名声を得ていた主人公の前に現れる謎の人物。自分や妻は「コピー」なのか「オリジナル」なのか?
消された記憶の中にある「人類の存続を脅かす行い」とは?
ほとんどの場面が、電子的に装飾された(または全く作り上げられた)仮想空間で展開するサイバーでパンクな小説で、もう少しクラッシックでハードSFなのかと思っていた私としては、正直読むのが辛い感じもした。
これ1冊で完結だとすると、かなり物足りないという評価になったと思うが、実際には3部作の1作目であり、今後は、仮想ではない実空間での冒険・アクションを取り混ぜつつ、巨大宇宙船や別の恒星系の人類の植民地との接触、人類世界へ(サイバーな)攻撃を行う敵の存在…という展開になるらしい。
ちなみに、著者のジョン・C. ライトの作品では、この「ゴールデンエイジ」3部作のみが邦訳されているだけので、どう言う傾向の作家かはよくわからない。(私と同い歳)
すぐに続きを読むのはきつい感じだが、このままにするのもなんか勿体ないので、ちょっと間を空けて続きを読んでみよう。