ネルソン・デミル『ナイトフォール』
『ボーンコレクター』の次は、本屋で物色していて手に取った1冊(上下巻なので2冊)。シニカルでウィットの効いた文章が特徴のネルソン・デミルの『ナイトフォール』を読む事にする。

アトランタオリンピック直後に起きたデルタ航空の墜落事件を題材に、原因が機材の故障ではなくミサイルによるテロ(または陰謀)によるものと言う噂の調査を始めた刑事。隠蔽を計るFBI・政府関係者。偶然、墜落の瞬間をビデオに収めていたカップル。
粗筋だけ書くとありがちな陰謀小説みたいだが、デミル特有の斜め上からの描写によって、割と深みのあるサスペンス小説になっている。
ただ、ネタバレになるので書けないが、落ちがアレと言うのは、あまりにも意表を突かれたと言うか反則というか…。納得できない感じだが、どうやら続編があるようなので、それの刊行を待って読んでみよう。