これは「買い!」--ポメラ
久々にデジタルガジェットへの物欲の話。
以前に「ちゃんとしたキーボードに液晶モニターが付いた軽量のモバイルマシンが欲しい」みたいな話を書いたが、そのとき話題になっていたウィルコムの試作機は、その後一向に商品化されない。
ところが、今日発表になったキングジムの「ポメラ」は、ある意味アレ以上のマシンかもしれない。(→ニュースリリース。→製品情報)

文庫本サイズで370gとノートパソコンの3分の1の軽量ボディに、使用時に展開するキーピッチ17mmとまずまずの大きさのキーボードと液晶モニターを搭載し、ソフトとしてはATOK2007(!)とエディター機能を内蔵。

パソコンOSはおろかモバイル用のOSさえ積んでいない単機能機で、液晶モニターはバックライトも付かないモノクロで640×480ドット。無線LANなどの通信機能は内蔵していなくて携帯電話も繋がらない。テキストエディター以外の機能、例えばスケジューラーとかアドレス帳みたいなソフトもない、打ち込んだテキストデータはmicroSDスロットとUSBケーブルでパソコンに取り込める。
(名前は、「ポータブル・メモ・ライター」の略らしいが、あまりにもセンスがないネーミングだと思う)
全く…、「何でもできる」マシン(携帯電話にしてもパソコンにしても)主流の中で、「これしかできない」と言う単機能に絞った割り切りは非常に潔く感じる。
ちなみに、値段は税込みで27,300円。11月10日発売。
興味のない人には「何に使うん?」と思わるだろうが、ある種の人々の琴線には触れたらしく、インターネットのニュースサイトでも大きく取り上げられたり、早速レビューが上がったりしている。
(ニュース→PC Watch,ITmedia Biz.ID)
(レビュー→ポメラで書くポメラ日記1,ポメラで書くポメラ日記2)
しかし、市場はおそらくそれほど大きくないはずで、発売直後はそれなりに売れて(もしかすると男性向けの雑誌で取り上げられたりして)も買う人が買えば沈静化して、1年後あたりに液晶モニターがちょっと横長になって携帯電話のインターフェースを追加した新型が出て、初代の時ほど騒がれず、3代か4代目まで出たところで市場から撤退。それでも、根強いファンがいて数年後にも使われていて、「わたし、未だに『ポメラ』の初代機使ってます」などと言われる…
と言うのは、私が想像したこのマシンの今後だが、あまり外れていないはず。
さて、わたし自身はどうかと言うと、買う気は満々である。ただ、これを買えば、列車の中でのブログの記事の更新にはパソコンが不要になる事もあり、dynabook(ノーパソ)をどう使うかという問題が出てくる。(職場に置きっぱなしと言うのもなんかもったいない)
ともかく、現状ではどこでも予約できないみたいなので、もう少し考えてみよう。