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2008年11月08日

容疑者Xの献身

 朝起きると雨が降っていた。昨晩から結構強く降っていたようで、グラウンドコンディションが悪く本日のソフトボール活動は中止。

 「坊ちゃんリーグ」の公式戦が予定されていたが、明日に延期になってしまった。

 と言うわけで、非常に久しぶりに丸1日の予定が空いた。(実際には、朝一で監督の代理で今後の試合予定の会議に出ていたので、丸一日は語弊があるが)

 この機会に、久しぶりに映画を観に行こうと思い立つ。

 中学生時代に吉川英治版を読んだ三国志ファンとしては「レッドクリフ」にも惹かれるものがあり、TVシリーズを結構観ていた「Xファイル」も気になったが、結局「容疑者Xの献身」を観る事にする。(「ハッピーフライト」をやっていれば観に行ったかも)

 最初は一人で行くつもりだったが、息子とその友達と嫁たちも観に行くことになった。

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 小学生がこんな地味な映画を観るのかと思ったが、TVでバンバン宣伝している影響かもしれない。

 もはや自分で自分の物真似をしている域に達している感のある福山雅治と一本気な若手刑事らしい演技の柴咲コウのやりとりはもはや芸術品。どうせなら再来年の大河ドラマで竜馬と「おりょうさん」をやって欲しい。

 これの原作は数年前に読んでいたが、映画版も(雪山のシーンと柴咲コウが出ていることを除けば)ほとんどが原作通りに淡々と進行する。

 この手のTVシリーズの映画版だと、無理にスペクタクルなシーンだとか映画版ならではのサービスシーンがあるものだが、この映画に関してはほとんどなし。

 あえて言うと、福山と柴咲の個人的な関係がちょっと進んだと思わせるシーンもあったが、本当に抑制が効いていて大きな進展はなし。(悪のりする制作者なら、ラブシーン一歩手前ぐらいはやりそうだが)

 個人的には、TV版の持っていた理系大学の怪しさというか混沌さが、同じ理系学生(正確には工学系だが)だった自分としては懐かしくて好きだったのに、その手のシーンは冒頭にちょこっとあっただけ。

 どうせなら、松雪泰子母子が観に行った映画が(柴咲コウの事務所の先輩の中谷美紀の)「ケイゾク」の映画版だったりとか、原作者や監督やその他の有名人(例えばTV版の犯人を演じた人)がカメオ出演したりとか、いろいろと「遊び」を入れる余地はあったと思うが、リリーフランキーが出ていたぐらいで、ほとんどなし。

(北村一輝が終始普通の演技をしていたことが、ある意味サプライズだったが)

 と言いながら、原作を読んでいなければ「アッ!」と言いそうなトリックのキモや、人間の愛とかそれこそ献身について考えさせられる深い話で値段程度は楽しめた。

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 子供たちも、この地味な話を最後まで喋ったりせずに最後まで集中して観ていた。ストーリーやトリックも一応はわかっていたようだ。

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