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2008年12月23日

中川カップとある「事件」について

 12月も下旬に入り、6年生の卒団式を行った団もチラホラあるらしいが、我が校は伝統的に「2月の第1週に卒団式」と言うかなり(一番?)遅い時期が卒団式なので、まだまだ活動は続く。

 この日は、朝7時に小学校を出発して、松山市から東に1時間程走ったところにある西条市(旧丹原町)の中川小学校にお邪魔する。

 ここで去年、団設立25周年の記念大会が行われ我が校も「最後の公式戦」として参加したが、その大会が「中川カップ」として毎年行われる事になり去年に続いて参加する事になった。

 6年生にとっては正真正銘「最後の公式戦」であり、多分「最後の試合」でもある。

 残念ながら5年生の時からショートを守っていて最近では4番を打つ事も多いソウイチローがケガで出場できない事と、4年生5年生は2部チームに合流して活動しているため、6年生だけの9人ギリギリで参加した。ただ、垣生小のエースの「ワタル」と監督さんの息子「キョッさん」の2名を加えてなんとかチームの体裁が整った。

 試合は、予選リーグの4チームが2試合ずつリンク戦で対戦して勝ち点・失点・得点で順位付けして1位が決勝へ、2位が3位決定戦へと進む事になっている。

 我が校の初戦は練習試合で対戦した事もある神戸小。

 立ち上がりの1回表に2点、2回表に1点を失うが、3番キャッチャーのトモヤのすばらしいホームランなどでこちらも3点を返し、3-3のままで時間的に最終回の6回に突入。

 ここで、ヒットのランナーを許し塁を埋めた1死満塁から、ショートの息子のところへ強いゴロを打たれる。息子はこの打球を見事に捕ったが、バックホームの送球がワンバウンドになってしまい1点失点。

 3-4でむかえた6回裏の攻撃も2者凡退でツーアウト。ここで、タイムリーエラーの息子が打席に入る。

 「これで試合終了か…」と思っていたが、息子が初球を叩くとレフトの頭を大きく越え文句なしのホームラン。

 エラーの後なのであまり褒められないが、息子の同点ホームランによって追いつき4-4で引き分け。自力で決勝戦に進出するのは難しくなった。

 続く第2試合は、以前練習試合で敗れた飯岡小と対戦。

 この試合は息子が先発し、相手をヒット2本の1失点に抑え、打っては、トモヤと息子のアベックホームランもあり4-1のまま時間的に最終回の6回裏に突入。

 「これで勝てば3位決定戦は決まり」と思わせたが、相手も粘りを見せ、リリーフしたワタルを攻め2死一二塁からホームランを放ち4-4の同点。次のバッターもホームランを打ち、4-5でサヨナラ負け。最後の試合の結果を待たずに予選敗退が決まった。

 「最後の大会で念願の『優勝』を!」と意気込んだ気持ちが空回りしたのか、予想以上に厳しい結果となってしまった。ただ、垣生の2名を含めて選手はみんな一生懸命にプレーしていたし、相手も強かったから仕方ない。

 ともかく結果は残念だが、6年生にとって最後の公式戦は、寒い中で試合中にケガをする選手もなく無事に終わった。

1部--第1試合
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
神戸 2 1 0 0 0 1 4
道後 1 2 0 0 0 1 4
1部--第2試合
チーム名 1 2 3 4 5 6 7
道後 0 0 1 0 3 0 4
飯岡 0 0 1 0 0 4X 5
予選リーグ敗退
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【おまけ】

 さて、そんなこんなで2試合を終え、子供たちが弁当を食べたり帰り支度をしている間、わたしは次の試合の主審をしていたので、直接は見ていないのだが、ちょっとした「事件」があった。

 会場の近くで活動しているシニアリーグのチームの代表の方と監督の方が大会を来ていたらしく、我が校のテントに来て「背番号1番の子のご父兄の方ですか?」と別のお母さんに声をかけてきたらしい。(ちなみに、嫁は今日も実家のイヨカン採りでいなかった)

 そのお母さんが「違いますが…」と答えたところ、名刺を渡して「『うちのチームに入りませんか?』とお伝え下さい」と言って帰って行ったらしい。

(「背番号1番」とはウチの息子の事である)

と言う話を、わたしは主審を終えてチームのテントがあるところに帰ったときに聞いて、名刺も渡してもらったが、ご本人たちは既に会場を後にしていてお会いできなかった。

 一応試合では使ってもらっているものの、「器用だが、これと言った特徴のない目立たない選手」と(主に親に)言われていた息子に対して、こんなお誘いがあるとは「人違いか?」と思ってしまったが、そうでもないらしい。

 この日の息子は、上で書いた2本のホームランを含む「6打数5安打」だし、投げては、主審をしていた神戸小の監督さんに「いいピッチャーですね」と褒めていただく投球内容だったし、ショートの守備にしても、第1試合で俊足のランナーが三盗したときに、ベースカバーにはいってトモヤの送球をランニングキャッチしてタッチアウトにしたプレーを始めそれなりに見せ場があった。(多分タイムリーエラーの場面は見ていないんだろう)

 特に打撃面では、今日に限れば「いいバッター」と思ってもらえる結果だったかもしれないが、実働2年間の公式戦で、ホームランは6本程度しか打っていないんですが…

 要は、年に2回程しかない「息子の活躍する日」を見てもらえたわけで、ラッキーだった。

 垣生小の監督さんに聞いた話では、このシニアチームには垣生小の元関係者もいて、来年もピッチャーのワタルを始め数人が入団する事になっているらしい。そんな縁で試合を見に来ていて「背の高い子を誘っているんでしょう」との事だったが、それなら6年生になって身長がグングン伸びて現在163cmになった息子は、お眼鏡にかなったって事なのかもしれない。

 これが「シニアスカウト事件」の真相である。(次の週に2部の練習に行ったところ、「息子さん、シニアチームからスカウトされたらしいですね」「団では初めての事なんですね」話が大きくなっていた。)

 ちなみに、本人の反応は非常に面白くて、普段リアクションの薄い息子が、嬉しいというよりびびっていて、「俺、行かなくていいんだよね?」と割と必死の表情でわたしに念を押してきた。

 どうも、こういうものは、「先に声をかけてくれたところに行かないといけない」とでも思っているらしい。(なんか、「人買い」みたいに思っているのか?)

 「ああ。そんな事ないよ」と思わず答えてしまったが、「いやいや。せっかくのお誘いだから、入団テストだけでも受けてみようか」とでも答えれば良かった。

 まあ、非常にありがたいお話ですが、丹原まで通うのはいろいろ負担も大きいので、残念ながらお断りしようと思っている。

と言うより、息子は中学校に行ったら野球をやるんだろうか?

 その話は、またそのうち…

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