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2006年07月08日

お手軽ホームシアター

 昨日晩から雨が降り、朝起きてもバラバラしていたのでソフトボールの練習は中止。(もっとも、市営の球場であった上級生チームの試合は若干遅れたもののなんとか行われたらしい)

 「出来る時にやっておこう!」と息子をせかして塾の宿題をさせたが、ダラダラやってるおかげでなかなか終わらない。「チャッチャとやったら早く遊べる」と言う発想がないんだろうか…

(まあ、自分の学生時代を顧みるに、「わかっちゃいるけどできない」って事なんだとは理解できるが)

 結局、8時30分から勉強を始めてほぼ午前中を要した。その上に、午後3時30分からは、前回の授業がクリアできなかったおかげで補講があるため、中途半端な自由時間だけ残った。

 3時間ほどの時間をつぶすため、以前から「暇があったら観よう」と思ってた「ローレライ」のDVDを観賞することにする。

 絵日記をサボり気味の時期の事だが、この映画が公開された2005年3月、「樋口真嗣監督の第1作なら観に行かねば!」封切りとほぼ同時に観に行った。まあ、いろいろと突っ込みどころもあるが、良質の娯楽映画・戦争映画・潜水艦映画であり、監督と原作者(福井晴敏)の嗜好通りのガンダム的・松本零士的なマニア向けの部分が嫌みにならない程度にブレンドされていて入場料以上は楽しめた。

 その後、2005年8月にDVD発売と同時に特典映像付きの2枚組で買っていたが、なんとなく今日まで観ないままで棚の肥やしとなっていた。(私の場合、DVDのソフトは買ってしまうと安心して、すぐに観ない事が多い)

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 息子を誘ったら「観たい!」と言ってくれたが、嫁は「それより行きたいところがある」と今治でやっているタオルのB品を叩き売りするイベントへ母と2人で出かけていった。

 さて、せっかくのワイド45型液晶TV(亀山モデル)で観るのなら「映画館気分を!」と言うわけで、カーテンを閉めて部屋を暗くして、TVの前に並べたイスに座って、ジュースとお菓子を飲み食いしながら観賞した。

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↑右下にいるのが息子

 1945年8月の戦況とか兵器の種類などの背景を説明しながら観たが、息子は2時間強の映画を席も立たずに熱心に観入っていた。終わって感想を聞いたところ、「面白かった!」(「すっごく」は付かず)との事なので、まあまあ楽しめたらしい。

 観る前は「ちょっと難しいかなー」と心配していたが、そんなに残酷な場面もラブシーンもなく、子供と観ても安心な作りにはなっていた。

 ボーッと観ているだけかと思ったが、途中で、「最初にローレライの歌が聞こえてアメリカの船が攻撃されるシーンで、潜水艦(伊507)に乗ってたのは誰なの?」と、割と鋭い質問も出ていたので、(一応)内容を理解できていたらしい。

(ちなみに、原作と言うか小説版によるとこの場面では、日本までこの潜水艦を回航してきたドイツ人乗組員が乗っていたはず)

 DVD-R1枚に収まる程度の画質モード(ビットレートで4.2)だとザラザラ感を感じる液晶TVだが、市販ソフトの画質なら、それほど解像度不足を感じずに大画面で楽しめた。

 息子にとっても、同じ樋口監督の「日本沈没」を観る前の予習になって良かったと思う。

 明日のソフトボールは、低学年チーム初の公式戦だ。天気も心配だが、試合の方もどうなる事やら。

2006年04月13日

7人の女弁護士

 「このクールでこれだけは観よう」と思っていた釈由美子初主演ドラマ「7人の女弁護士」の初回を、ボーとしていて前半見逃した。不覚。

 それでも、山場には間に合った。毎週出てくる(らしい)決めゼリフの「逃げる場所はありませんよ!」のポーズが「スカイハイ」の「お逝きなさい!」と同じなのがちょっと嬉しかった。

 やっぱりDVD買おうかなー。(←Amazon)

 「修羅雪姫」以来、コミカルな演技を封印していた感のある釈由美子だが、このドラマでは、弁護士事務所の中で若手という事もあり、割とキャピキャピした面も出しているようだ。来週は、最初から観てみよう。

2005年06月25日

『戦国自衛隊1549』

 この土日も、暇つぶしのうまい方法が思いつかず、また映画を観に行った。まあ、天気もイマイチだし、寮の(特に風呂の)門限が結構厳しいので、あまり遠出もできないから仕方ない。

 今日行ったのは、2005年の福井晴敏映画シリーズ第2弾『戦国自衛隊1549』。
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 前作の『戦国自衛隊』は、陸上自衛隊の協力が得られないから角川が作ってしまった戦車(型車両)、千葉真一と夏八木勲のくどい演技、ちょい役で出ていた(当時人気絶頂の)薬師丸ひろ子ぐらいしか印象に残っていない。結局劇場へは観に行かなかったし。

 ちなみに、最近もコンビニに並んでいるのを目にしたが、「戦国自衛隊」は後にコミックスで山のような続編が出た。やっぱり、「戦国時代に戦車」と言うアンマッチの魅力なんだと思う。

 制作は、「ゴジラ×メガギラス」、「ゴジラ×メガゴジラ」、「ゴジラ×モスラ×メカゴジラ 東京S.O.S」と「特撮映画LOVE」な映画を撮り続けている手塚昌明監督。と、言うわけで、それなりに期待して観に行った。

 感想は、まとめる力(と時間)がないので、例によって箇条書きにする。

フィラデルフィア・エクスペリメントな実験中に過去に飛ばされる陸自の実験部隊
・装甲車の隊員に突然矢が刺さる場面の緊迫感!
・組織に迎合しない男を演じたら右に出るものはない江口洋介
・仕事帰りのホストと思ったら、入れ替わりに戦国時代からやって来た武士 北村一輝の洋服姿
・一番バタくさい顔立ちの北村一輝が武士役なのは面白い。この人との現代での2年間を外伝ででも描いて欲しい
・救出に向かったロメオ中隊のヘリが対空ミサイルに襲われるシーンは意外性があって良し
・鹿賀丈史・伊武雅刀・高畑淳子(「白い巨塔」の石坂浩二の奥さん役)等、胡散臭さ満載の出演陣
・一目で「木下藤吉郎」とわかってしまう「藤介」
・ちょっと歳が行き過ぎているが、結構イメージに合う鹿賀丈史の織田信長
・いくら何でも考証上無理がある「地殻破壊爆弾」(ガッチャマンの最終回みたい)
・ケレン味があってキレがある演技がステキな北村一輝
・「ライブマン」の面影無くただの「太った自衛隊員」の嶋大輔
・門をぶち壊して突入する装甲車は実在車両唯一の見せ場
・「時代劇の見過ぎ」と思わせる大見得切った名乗りのあと、死んでしまう生瀬勝久(ロメオ中隊の隊長)
・なんかアップが辛い鈴木京香
・割とこぢんまりした「最後の決戦」
・ホロリとさせる嶋大輔の戦死シーン
・CGモロわかりの90式戦車の破壊シーン
・唯一観客が笑った伊武雅刀の「これ(防弾チョッキ)にまた助けられたわい」
・収まるところに収まったラスト
・意外に多く生き残ったロメオ中隊の隊員達
・リアルと言えばリアルだが、あまりに疲れすぎた表情の鈴木京香
・立ち去る江口洋介に敬礼する自衛隊員のシーンを見ていると「ガメラ2」を連想
・全体に、きれいにまとまりすぎて、あっさり感が強い
・鈴木京香以外生き残らなくても良かったのかも
・戦車と戦国武将の戦闘シーンが少ない(本物の弊害?)

等々。

 良くもまあ、こんなシビリアンコントロールもへったくれもない映画に自衛隊が協力してくれたもんだと感心するが、6月に観に行った『ローレライ』に比べると、終盤にかけての盛り上げ方とかカタルシスに関して及ばない印象を受けた。うーん。せっかく芸達者な人たちを集めたのにもったいない。

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 公開後2週間で土曜日の1回目としても、やや寂しい入りだった。うーん。手塚昌明監督には頑張って欲しいが…大丈夫かなー。

2005年06月11日

映画のはしご(2)『電車男』

(1)2本目は…
 『Z』を観た後、映画館を移動して次の映画に向かう。1日に2本も観るのは初めての経験。なんか贅沢。

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 2本目はこれ。↑あの『電車男』である。

 しかし、東京はホントにどこでも人が並ぶ。私が観ようとした回が、昼過ぎの一番人が多かった時期だからか、映画館のビルの階段にびっちり並ばされた。暑い。

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 あーゆー話なので、女性に縁のなさそうな男性比率が高いのかと思っていたが、意外にと言うか当然と言うべきか、アベック比率が高かった

(2)念のため『電車男』とは?
 この絵日記で『電車男』を取り上げたのが、1年ちょっと前

 ネットワーク上では、既にその時点で多くの人が知っている話題だったが、その後、一般マスコミにも取り上げられてアッと言う間にメジャーになった。

 と言うわけで、「それ何?」と言う人はいないと思うが、我が家の息子の友達関係のママさん(Tさーん、Sさーん)なんかは、この絵日記だけが目的でデジカメジンを見に来てくれていたりしてる。そのため、もしかしてこれの元ネタが未だにインターネットでタダで読めるって事を知らない人もいるのかもしれないので、老婆心ながら書く。

『電車男』まとめサイト

 ついでに、後日談を含めてそれ以外の情報をまとめているサイトもある。
電車男の時刻表(後日談あり)後日談はちょっとエロいかも。

 まとめサイトとほぼ同じ内容を書籍化した単行本は、この本が売れない時代に50万部を超えたそうである。

 ムックも複数出ているし、コミック版も4種類あって等々周辺情報については、色々書きたいこともあるが、それは、そのうちネタにしよう。

(2)キャスティングについて
 さて、「まあ、TVで2時間ドラマになるぐらいはアリかも」と思っていたが、冗談抜きで映画が企画され、あっという間に完成してしまった。

 となると、問題は(エルメスの)キャスティングである。

 エルメスについては、「ムーミン」(本人談)、その連想で「緒川たまき」、友人の証言で「YOUと国仲涼子を足して2で割った感じ」と色々言われていたが、電車男本人が「ハイチオールCのCMに出ている人に似てる」と言ったため、公式に 中谷美紀=エルメスと言うことに確定した。

 だからと言って「エルメスは中谷美紀さんにお願いします」と言う何のひねりもないキャスティングもいかがなものかと思った。

 中谷美紀と言う人は、何と言うか美人であるが、男性におもねってなくて女性ファンが多い人のイメージがあったが、そのせいか、各所の掲示板の書き込みを見ても、「小西真奈美の方が」とか「エリィ(国仲涼子)にそのままやらせろ」と言う声があったようである。
(国仲涼子は掲示板の住人役で出演しているから。小西真奈美の件は、中谷美紀が雑誌のインタビューの発言より)

 まあ、原作のストーリー自体に忠実にやろうとした路線だったようだし、ここまでオフィシャルに「似てる」と言われたらこの方を選ぶしかなかったのかも。

(3)恋愛映画として
 ともかく、問題は中身である。

 特撮も銃撃戦も出てこない映画を観るのは20年振りの私なので、当てにならないが、それなりに面白かったとは思う。

 考えてみれば、それほど起伏のないストーリーだったはずの原作に、オリジナルなエピソードを織り交ぜて起承転結の「転結」を付けた脚本は見事だと思う。

 電車男役の山田孝之のオタク姿は、なかりカリチュアライズされていて、まあご愛敬だったが、外観が脱オタクしてからも「人に接することが苦手」な面を上手く演じていて、この手のキャスティングによくある「イケメン俳優が仕事でもてない男を演じる」いやらしさがなかった。

 掲示板の住人達は、もうちょっと人数が多くても良かったと思うが、いろいろとバックストーリーを描いていて奥行きがあった。もっと、「いかにも」なオタク像を描くのかと思っていたが、意外に好感の持てる描写で、観ていて不快感がなかった。

 問題の(?)中谷美紀は、「男性の妄想の中のみに存在する理想の女性」的なエルメスに対し、所作にしても服装にしても懸命に近づけるように演じていた印象を受けた。

 悪く取れば「恋愛経験の豊富な年上女性が、カマかけまくって年下男性を誘う話」になりかねないところを、中谷美紀の清楚な演技がそう見えないようにカバーしていたと思う。

 ただ、あの髪型は誰が決めたんだろうか?私は、上演中ずっと、

「前髪下ろせ中谷美紀!」

と思いながら観ていた。

 ともかく、山場ではちゃんと女性客のすすり泣きが聞こえたので、ちゃんとした恋愛映画になっていたんだと思う。


 おっと。思わず長文を書いてしまった。

 私は、『電車男』のストーリーも好きだが、それ以上にその周辺の「ムーブメント」自体に興味を持つ方なので、『電車男』の話をしていると止まらなくなる。

 ところが、嫁はこの辺非常にドライで、「つまらなくはないけどねー」と映画を観る気もないようである。

 そこら辺の理由とか、コミック版の事とか、真贋論争の事とか、色々書きたいことはあるので、そのうちネタにしよう。

映画のはしご(1)『機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-』

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 で、1本目がこれ。

 この歳で「もはやアニメを観に行くのには無理のある歳ではないのかな?」とトミノ台詞で思わないでもないが、まあ、やっぱり富野カントクの作品はなるべく観ておきたい。

 「ガンダム」にはそれなりに思い入れのある私だが、「『ファースト』が8割。『Z』が1割。他のガンダムが残り1割」の人なので、「Z」にはそれほど思い入れがない。なにせ、「Z」は大学生から社会人にかけての放映で、それほど真面目に観ていない事もある。

 当時としても、それほど大人気だったと言うより、色々言われた作品という記憶があるが、TVシリーズを劇場版に再編成するお手並みは確かな富野カントクだけに、それなりに期待はしていた。

 で、映画の感想を華麗な文脈で書きたいところだが、相変わらずまとめる筆力に欠けるため、待っていたらいつアップロードできるかわからないので、箇条書きでお茶を濁そう。

良かったところ
・怒濤の戦闘(作戦)シーンの連続で圧倒されるテンポの良さ。このあたりの編集の上手さはお手の物
・新作シーンの画質は上質(「プラタナス」みたいだが)
・相変わらずの池田秀一節(「勘ですよ」)
・ネーミングもアクの強さも富野カントクならではのカクリコン・カクーラー、ジャマイカン・ダニンガン、ブラン・ブルターク達サブキャラはしっかり活躍
・リック・ディアスの鳥もち!
・間嶋里美さんの歌う挿入歌も入っているとは!

不満なところ
・冗談みたいに違う新作と流用シーンの画質
・ノイズを乗せて精密感を増したと言う「エイジング」はちょっとザラザラ感があって嫌
・カミーユの苦悩とかアムロが決意する場面がない
・TVの情報番組を見ている気がして仕方ない郷里大輔さんのバスク・オム(最近ナレーションの仕事が多いから)
・その他、カットされたシーンの数々
 ・暗号キーで開かずにシャアに爆破されるドア
 ・ライラがジェリドに言う「今度エッチしてあげるね」的セリフ
 ・最初ちゃんと「フラウ・コバヤシ」と呼んでいたアムロが、思わず「フラウ・ボウ」と言ってしまう場面
 ・フォン・ブラウン市の自宅(?)でシャアがジオン時代の部下に会う場面
 ・「今の私はクワトロ・バジーナだ。それ以上でも、それ以下でもない」「修正してやる!」(もしかして2であるのかも)


 等々、切りがないのでやめるが、思ってたよりは新作シーンが多くお得な感じ。

 TVシリーズに比べると、ポスターに見られるように、カミーユが主人公と言うより、プラス、シャアとアムロを並び立たせているように思う。TV放映時はあえてアムロを非常に軽く扱ったところが、ファンの意表を突いていて富野カントクらしいといえばらしかったが、この辺は、現在放映中の「SEED DESTINY」を意識したのかも。

(カミーユがシンで、シャアがアスラン。アムロがキラだとすると、「2」以降は、主人公の影が薄くなるぐらいの大活躍なのか?)

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 それにしても、東京の人というのは、どこでも並んでいるような気がする。松山で観れば、この映画なんて10人はいっているかどうかだと思うが(←暴言)、私が観た次の回は映画館の前に100m近い列ができていた。

 やっぱり、この情報量というか迫力は観る価値あり。「2」も多分観に行く予定でいよう。