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N社、C社、P社は銀塩システムを抱えている以上、すべてのレンズがデジタルに使用できるとは限りません。基本的にデジタルにはその構造上、高解像度でそれが画面に均一に現れる(つまりMTFグラフが水平となる)レンズが不可欠です。
C社の場合、CCDサイズがまちまちなので、これらのデジカメに共通して使用できるレンズ設計はかなりの困難が予想されます。
またEOS Kissデジタルは、1本目の専用レンズはMTFグラフから判断するかぎり、C社にとって初の本当のデジタル専用レンズだと思います。ただ、二本目のレンズは現状ではLレンズを選択せざるおえないため、総合的に判断するに、あまり安い買い物とは思えません。
N社の場合、APS-C固定ですので、その分レンズ設計はやりやすく、DX Nikkor等専用レンズでカバーできると思います。既存レンズでも最新のレンズはデジタル対応のMTF特性を持っています。
N社の場合もD2Xの開発には、クリアすべきハードルがたくさんある事が容易に想像できます。
P社の場合もまったく同様で、既存レンズでデジタルに対応しているレンズは同時発売の最初の1本目だけだと思います。今後のレンズに期待したいところです。
O社の場合、最初からデジタル専用レンズしか有りませんので、レンズの本数は少ないけれども、実用に耐えるMTF値を最初から持っています。若干モアレがでる傾向があるようですが、これは後に改善されるでしょう。
画像のダイナミックレンジについては、現在のところO社のE-1がトップの値を示しています。これは、撮影後のレタッチに向いている事を示します。また、JPEG撮影時の圧縮率が1/2.7のため、非常にJPEGノイズが少なく、この点は評価できると思います。
またスポーツ関係の撮影ですが、実際には秒8コマ連続撮影する事はめったにありえる事ではありません。それよりもシャッタータイムラグとAF合掌スピードと精度の方が問題で、シャッターチャンスにシャッターが押せるかどうかの方が重要です。カメラマンはシャッターチャンスを重要視します。
秒8コマという事は、シャッター速度が1/8以上なら、1/8後に次のシャッターが切れる、という事が魅力です。
したがって、秒3コマのD1Xでもシャッタータイムラグが非常に短いため、スポーツカメラマンで使用されている方は多くいらっしゃいます。
また、O社の画像は中版645と同じ4対3の比率ですので、縦位置撮影では無駄な部分が少なく、この点も評価できると思います。
C社、N社、P社は銀塩システムをかかえている以上、新規にレンズを設計する場合、銀塩を捨ててデジタルに特化した専用レンズを設計するか、またはデジタルに特化しているが、銀塩でも使えるレンズと設計せざるおえないでしょう。特にC社はEOS1Dsを抱えているため、新規のレンズ設計は困難を極めるでしょう。
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