-提訴されたのは、キヤノン、富士フイルム、Dell、Apple、松下電器、東芝、Adobe Systems、HP、IBM等
-同社は2002年7月、JPEG技術の特許を保有しているとする主張を表明
-過去2年間でソニーなどとのライセンス契約で9000万ドルの収益を上げたと模様
-「デジタル静止画像の圧縮を伴う分野はすべて同特許でカバーされている」と主張
このネタ前から騒がれている訳ですが、
改めて記事の文面を読み返してみると、
買収される前に特許権を持っていた企業は、
『業界標準とする為に、特許の使用を公開していた』と取れますな‥‥。
これが誤読でないとしてのお話ですが、
『一旦特許の使用権を公開し、無償での使用を認めておきながら
(しかも、業界標準としての使用を認めておきながら)、
後から前言を翻した』形になる訳で、
もし本気でこのまま有償化を進めようとするのであれば、
悪質な詐欺行為として逆に告訴されかねないのでは──?
って論法はどうでしょうかね(苦笑)?
勿論、私が誤読していなければ、ですが。
出来ればアメリカの正義感溢れる陪審員諸氏には、
この無法な態度を断固否定、叩きのめして頂きたいものですな。
勿論、始めから『有償の規格』として標準化組織に対して、
JPEG規格を提唱していたのであれば、
正当なる特許権の請求となるでしょうが──。
基本的に無償使用を前提とする組織に対して、
それを知りながら提供した技術に対して、
後から特許料の請求が可能であるだなどということが通用するようでは、
世界のアメリカ人以外の誰一人、
アメリカの特許制度に対して尊重しなくなるのではないでしょうかね?
実際中東の油田の国有化等をみても、
誰かが定めた制度なんていうものは、
別の誰かが『そんなの知らないよ』と言って黙殺することは、
可能です。
中東の油田を持っていたメジャーは、
仮にも誰かのお墨付きを持って油田を所有していた訳ですからね。
まあ油田の件とは違って、
アメリカ帝国の支配が、
地球上から消え去った訳ではありませんが(苦笑)。
内容はともあれ,
こういったものがうまい特許というか,
有効な特許なんだなーと思います.
技術的にすごいことでも,
他の会社で実現できないようなものなら特許を取る必要なんて全然ありませんし.
むしろ金を払えば使わせてもらえる分だけ良心的かと思います.
今だったらこういった基本特許が取得されてしまう事態になる前に同業他社が異議申し立てをするものなのですが,
みすみす特許を取得されてしまう他の会社も間抜けだと言えなくもないかと・・・
(86年だとさすがに今ほど特許対策が無いので仕方ないとも思えますが)
う~ん、特許ねぇ。
特許制度ができた当初と現在とでは、特許が別物になってしまったように思えてきます。権利を認めることで技術進歩を促進するというのが当初の目的だったように思うのですが、最近では他社を攻めるための単なる武器に成り下がってしまっています。特許制度なんて、もうやめてしまえば…
米国特許は「先発明主義」であり 欧州・日本は「先願主義」です。つまり 欧州や日本では 公に届け出た日で特許になるかどうか判定されます。
ところが 米国では サブマリン特許の異名もありますが、届け出ていなくても「何年何月何日に俺の個人ノートに思いついた発明を記載して置いた。だから この技術は(技術に限らないのですが、例として)俺が特許権を持つのだ」という主張が出来ます。
世界が困っている「米国標準」の一つです。ま、米国人の言う世界標準なんて 田舎者の米国人の自己都合にすぎないことが多いですね。
昔日本人はエコノミックアニマルと言われましたが、今では米国人こそがエコノミックアニマル あるいはエコノミックビーストです。
こういう場合で負けた場合は、アメリカ分だけを払えばいいんですか?
投稿者: なると(218.80.67.85) : 2004年04月25日 04:14そもそもアメリカの裁判所に裁判管轄があるのか、さらにはアメリカの法律が適用されるのかの問題もあると思うのですがどうなるんでしょうか。詳しいことはわかりませんが基本的には被告の住所地に管轄があるはずですし、準拠法も仮に特許権侵害が一種の不法行為だとすると損害発生地の法律が適用されるのでは...まあそうだとしてもその前提問題の特許の成立はやはりアメリカの法律になってしまうのでしょうか。
投稿者: 見習い(210.130.241.222) : 2004年04月26日 11:16私の記憶では、JPEG2000が出てきたのは、この特許問題をさけるためっだったような......
投稿者: falcon(220.213.16.51) : 2004年04月30日 11:33