
ソニー α1 レビュー(後編:風景・ステージ撮影)|葛原よしひろ
写真家の葛原よしひろさんによる、SONYの新製品「α1」の製品レビューです。前編と後編に分けた全2回のレビュー。後半は主に風景写真やステージ撮影について作例と機能説明を交えてレビューいただきます。
α1の風景写真について
α1のステージ撮影について
アンチディストーションシャッターについて
ピクセルシフトマルチ撮影について
by 葛原よしひろ
α1の風景写真について
α1のステージ撮影について
アンチディストーションシャッターについて
ピクセルシフトマルチ撮影について
by 葛原よしひろ
コメント
スチルも8Kもと全部入りのスーパーマシンだけど、見た目が13万円くらいのα7IIと大差ないのがなぁ……
10万超えのAPS-C機なのに一万円台の安物に見えたクールピクスAを思い出してしまう。
そこがええんやで。
>見た目が13万円くらいのα7IIと大差ないのがなぁ……
見た目に拘るあなたに 大型・重量級・低画素・低速なニコンD6やキヤノンEOS 1DxMkIIIはいかがでしょうか!
こうしたフラッグシップ機の場合、見た目ではなく機能上の必然から大きなボディになっていることが多く、
ソニーはフラッグシップの機能をコンパクトにまとめたという部分に努力しているようですが、ちょっと無理をしているように感じます。
この機種が必要な人は運用時に縦グリを装着することがほとんどでしょうから、単体で小さいことを喜ぶ人は少ないと思います。
特にソニーの縦グリの場合は、バッテリーの収納方が独自なので、縦グリが大型化しているので、一体型にした方が結果として小型するので、ハンドリング面でも優位でしょう。
大きくなるので「威張り効果」は発揮するし、付けたり外したりの楽しみは増えますが、接点不良のリスク、バッテリーのサイズ、ボディの剛性、防塵防滴性能、熱対策、そして操作性でも一体型が有利です。
前にも書きましたが、α9系から縦グリ一体型にした方が各機種の特徴も明確になったと思います。
スチルなんてもはや用途の一つに過ぎないのに縦位置グリップなんて邪魔なだけだと思うけど。
ムービー寄りのα7S系とかスチルでも物撮りやネイチャーであればは縦グリ不要でしょうが、α1の性能や機能を必要とする人の多くは縦グリを装着するハズ。
動画メインであればFX3という選択肢もあります。
ニコンはZ9を縦グリ一体としてきたし、まだ発表もされていないキヤノンのフラッグシップも同様かなと予想しています。
Z9なんかは職業カメラマンの業務ワークフローから得られたフィードバックを重視したカタチかと思われます。
とにもかくにも小型化を最優先とするソニーと、N/Cの思想の違いも大きいのですが、全てが出揃ったら色々と結果が見えてくるでしょう。
個人的意見としてニコンやキヤノンは今後レフ機から継続、移行してくるプロの意見にある程度影響された形になると思うので、そういうしがらみのないソニーの方向性は充分理解できます。
ニコンZ6以上の機種でBlackmagic RAWに対応させたから、バッテリーとストレージが続く限り比較的容易に記録を継続出来ることが売りのBlackmagic RAWでの記録がフラッグシップ機のZ9でバッテリー切れや発熱で中断したんじゃダメだろ。Z9の様な高速連写機で動画対応させるのは、スポーツで競技のスチルと選手のインタビュー動画を両立させることが目的だから、競技の連写をした後で競技後の動画撮りにすぐに移行するにはバッテリーグリップ一体にして大容量のバッテリーを最初から搭載できるにした方が有利だ。
それに、バッテリーグリップ一体型の大柄ボディは放熱でも有利。パナなんかはバッテリーグリップ一体化とは違うが、ミラボックスにペンタプリズムが入ったフルサイズ一眼レフと同じくらい大柄のボディにして加熱によるシャットダウンを防いでいる。シネカメラ専門のARRI、RED、Blackmagicのシネカメラは当然ながらスーパー35という画面サイズから考えるとかなり大柄のボディにして熱問題回避してる。
ソニーってそもそも動画機が本分だったのにスチルに色気を出してから、動画機や動画機能のコンセプトが少しずれてきてるように思う。4K60P記録対応でもパナに後れを取ったし、動画RAWの記録でもパナ(ニコンもだが)はApple Proress RAWに対応し、ニコンは
Blackmagic RAWに対応している。シネカメラのFX3にしたところがRAW記録の機能が貧弱でのに、無圧縮の独自フォーマットのRAWで記録するフレームレートも少ない。
えームービーの小型機なんて片っ端から横型(もしくは箱型)だし、普通に外部バッテリーで動かすもんだと思ってた。知らんけど。
縦長型でバッテリーは後ろに付ける
Blackmagic URSA Mini Pro 12K
シネカメラ用の縦グリ型外部バッテリー
EOS R5なんかはシャッター耐久50万とか、諸性能もプロ仕様として充分かと思うので、のちに縦グリ一体のフラッグシップが出てきてもその小型バージョンという立ち位置になれそうだね。
昔キヤノンのコンパクトデジカメ買ったら 5000ショットも撮らないうちに3箇所も壊れたけどね。
耐久50万ショットなんて信じられないよw
ま、どのメーカーも短期間でこのような事にならないようにしたいものだね。
α1のバッテリーは「NP-FZ100(7.2V 2280mAh)ですが、
おそらく、Z9のバッテリーは「EN-EL15c(7.2V 2280mAh)」2連装とともに
D5やD3と同じ「EN-EL18c(10.8V 2500mAh)」も使用可能だと思われます。
エネルギー量でいうと「EN-EL18c」は「EN-EL15c」や「NP-FZ100」2連装の1.7倍近く
実際の運用では、それ以上にバッテリーライフが違ってきます。
ソニーには「EN-EL18c」に相当するバッテリーはなく、ムービー機用の大容量バッテリーも
サイズ面で厳しく、縦グリ一体型での大型バッテリー採用を見送ったのかもしれませんね。
フィルム給装も(ずっと昔に)なくなっちゃったしミラーバタバタしねぇから電圧もいらなくなったし、でかいAFモジュールが必要なわけでもないから、やっぱり一体型である必要はなくなっちゃったんだな。
Z9はやはり古いファンの方ばっかり見過ぎてて、ニコン没落の象徴のような姿にしか見えん。
違うな。ミラーレスはファインダー覗いている間中センサーとEVFに通電しっぱなし。センサーに通電中はEVFに画像データを処理して渡す為の画像エンジンも稼働中。デジタルカメラではセンサーと画像エンジンが消費電力が大きいから、フォーカスだけでなく構図を決めてる間もこれらの電力大食いの部分に通電状態。バッテリーが一眼レフと共通のミラーレスはメーカーにかかわらず、ミラーレスの方が撮影枚数は少ない。それに、長時間のスチルの使用で発熱するのはミラーレス。発熱というのは電気抵抗で電力が熱に代わっているのだから、発熱が多いことはイコール消費電力が大きいということ。だから、ミラーレスになってからバッテリーを変更しているメーカーはどこでもバッテリーの容量を上げている。君の認識は大間違い。
やっぱり一体型にする意味が必要がどこにもねーじゃん。
というかレフ機でもLi-ionバッテリーの能力が上がってきたどこかの時点で、おそらく電圧もあんまり必要なくなってたんだよ。ニッカドとかニッケル水素と全然電力違うので。他の事情があったから生き残ってただけで。
現場を知らんね。
残念ながらそう思い込んでるだけだよ。駆動電力的に3Sのパックがいらなくなった以上、機種横断的に使える2Sのパックが複数入る拡張ケースでやってくれとなるのは必然だと思うよ。スケーラビリティを潰す余地がない。
>「EN-EL18c」は「EN-EL15c」や「NP-FZ100」2連装の1.7倍近く
なんで2連装の1.7倍になるんだ?
プロカメラマンなんてのは掛け算割り算すら出来ないのか?
縦グリ付いた状態で三脚につけて縦位置撮影できます?
相変わらずソニーで風景はちょっとなという感じ。ExifがないからRAW現像なのかどうかわからんが、LR現像のAdobe色に任せた方がましな感じがする。あるいは、DxOのPhotoLabにDxO FILMPACK入れて現像した方がいいだろう(フジ機でもなくてもフジのリバーサルの色調を上手く再現してくれる)。でも、まだPhotoLabはα1に対応してないか。
縦走りのフォーカルプレーンシャッターは、全ての個体が規定の寿命である20万回まで保つのではなく
固体差や使用形態によっては、もっと保ったり、それより早く壊れても、そんなに不思議ではありません。
私はα7RIIIを3年ほど使っていますが、シャッターより先にレリーズボタンの内部が摩耗して接点不良になりました。
電子先幕を使わない場合は、先幕の作動回数は倍になるので、それが原因かと思えばそうではなく、
カメラシャーシの歪みでシャッター羽根がシャーシに引っかかるらしいのですが、それだと他の機種は大丈夫なのか?
故障自体はα7IIIの販売数を想像するに、そんなに多いとは感じません。
ほんとに電源オフでシャッター閉まるんだな。超音波式ダストクリーニングと共に、早くα全機種に採用してくれ。シャッターだけでもファームで従来機種にも…は無理かなあ。
ソニーがミノルタからαを買い取って始めたときに、最初の頃はソニーの音響部にシャッター音のチューニングをして貰っていたが、α1でもシャッター音のチューニングをやっているのだろうか?
α700やα900も褒められた音ではなかったが……
>「EN-EL18c」は「EN-EL15c」や「NP-FZ100」2連装の1.7倍近く
文章が冗長になったので編集したらおかしくなりました。
正しくは
エネルギー量でいうと「EN-EL18c」は「EN-EL15c」や「NP-FZ100」の1.7倍近くで、後者の2連装だと計算上は1.2倍近く保つはずですが、実際には「EL-EN18c」の方がバッテリライフが長いです。
と書くべきでした。
単に電圧x電流でなく、電池そのものの電圧が高い方が有利なようです。
縦グリ使えば ソニー機ではバッテリー2個が使える。バッテリー総量ではEL-EN18c1個より大きい。
検証してもいないのに なぜ「実際には「EL-EN18c」の方がバッテリライフが長いです。」と断定できるんだ?w
そもそもEN18cを採用したニコンのミラーレス機なんてまだ存在すらしていないのに。
デタラメなオレサマ基準だなw
D800にMB-D12を使った場合からの類推です。
それ 根拠貧弱すぎの俺様基準w
類推=嘘
M-KEYって縦グリ不要論者じゃなかったっけ?
私の撮影には縦グリ一体型機は不要ですが、存在自体は否定していません。
でも、F5を買った後にF100を買って、そちらがメイン使用になったり、
D2XよりもD40、D3よりもD300を多用したり、
D3Xでなく、同系センサーのα900をレンズシステムごと2台買ったりと
結局は、大きなボディの使用頻度は低くなっています。
では、必要に応じて別体の縦グリを脱着すればいい?というと、
多くの場合は、別体の縦グリを装着すると一体型機よりも肥大化します。
カメラを一台しか持てないなら、用途に応じて脱着すればいいのですが、
複数台運用する場合は、撮影目的別に使い分ける方がいいと考えています。
で、いわゆるフラッグシップ機が必要な撮影では縦グリ別体でも
結局は縦グリをつけて運用するのであれば、一体型の方がメリットが多く
ソニーの場合は、このα1やα9シリーズは縦グリ一体型の方が良かったのでは?
ということです。
ニコンZ9は一体型でしたし、EOS R1もおそらく一体型で出てくると予想します。
〉D2XよりもD40、D3よりもD300を多用
F5とF100の比較ならわかりますが
D2X(当時の高画素フラッグシップ。一応連写もフィルム並)とD40(安定した600万画素CCD機。高感度も当時のニコンでは上位)、D3(高感度番長フルサイズフラッグシップ)とD300(実質D2X後継のAPS機。高感度はそれほどでもない)は大きさだけで多用したかどうかの比較するのは違うと思いますが。。。
D2XよりもD40を優先した理由は、大きさだけでなく「高感度の画質」もありますが、
D2Xの高感度でも問題ない場合でもD40を多用していました。
たしかにD300の高感度特性はD3に劣りますが、D3だと500mmF4が必要な現場でも
D300なら、300mmF2.8で賄えるため、実質上の高感度の画質の差は無視できると考え、
NPBのキャンプの取材など「ハッタリが有効な場面」ではD3+500mmF4も使いましたが、
普段は機動力のあるD300を多用していました。
また、D3にかんしては作動音の大きさも「持っていかない理由」としては大きかったです。
ですからね。
今は大きくなってしまう縦グリ一体化の話でしょ?
(F5とF100比較はわかるけど)
カメラとしての性格が違うD2XとD40、D3とD300を並べて小さい方を多用したってみたいに書くには違うんじゃない?ってことですよ。
いきなりD3の音まで後付けで出してきたし。
D40は高感度が必要な場合は重宝したけど
やっぱりD2XとはAFなどの基本性能は全く違うので高感度が必要じゃない場合(ストロボを使用したスタジオ撮影とか)にあえてD40を使うことはなかったなあ。
〉D300なら、300mmF2.8で賄えるため、実質上の高感度の画質の差は無視できる
望遠が必要な場合ならね。
特定の場合のみをあげて、あたかも(全ての場合で)D300とD3の高感度特性の差はカバーできるみたいな書き方はフェアじゃないと思いますよ。
なんか提灯記事の忖度カメラライターみたい。
何れにせよ、縦グリ一体型や大きく重いカメラは、今までのような販売台数は出ないんじゃないかな。パナソニックやオリンパスの例もあるように。
そもそも一眼が衰退した大きな原因は、デカくて重いのが敬遠されたからでしょう。
それをお忘れですか。
プロやハイアマの一部には響くが、一般層には厳しいだろうな。
プロでも縦グリ一体型が必要なのはごく一部だよ。
その人達にとっては分離型よりも一体型の方がいい。
でも必要もないのに見栄で買っていたカメ爺が、
重さに耐えられずに買わなくなる分は減るだろうね。
フラッグシップ機の性能が実際に必要な人だけでなく、
ハイブリッドの見た目に魅力を感じる人にとっても、
縦グリ一体型のカメラの方が訴求すると思います。
というか、80万以上のカメラは、一体型だろうが分離型だろうが
いずれにせよ、今後はあまり売れないと思います。
一体型の「操作性、バッテリーの保ち、ボディ剛性、防塵防滴性能、
熱対策、接点不良リスクの少なさ」などのメリットは重要でしょう。
突然「ハイブリッド」という意味不明の機種が出てきたぞw
書いた本人も驚きました。
「フラッグシップ」と書いたつもりだったのに・・・
(予測変換がわるさをしたのでしょうか?)
予測変換に頼りっきりで 投稿前にチェックすることも出来ない人がいるんだw
道理で書き間違いが多いわけだ。ゆとり世代の人かな?
数年前くらいは他人の誤変換にやたらと文句付けてた記憶もあるが、最近は自分がやっても何も思わないのな
〉フラッグシップ機の性能が実際に必要な人だけでなく、
フラッグシップの見た目に魅力を感じる人にとっても、
フラッグシップの文字が2つ入るのはなんか違和感が。。
僕なら『その見た目』って書くかな。文章力ないから説得力ないけど。
(釈迦に説法)
ハイブリッド=外せば軽量、付ければバッテリー持ちが良くなるバッテリーパック(いわゆる縦グリ)方式のことを、フラッグシップとの比較で出したにかな?と思ったけど、それだと意味が。。。と悩んで読んでました。
まあ僕の読解力がないせいだと納得してはいましたが。。。
フラッグシップにあこがれて購入する一般人には、頻繁に縦横切り替えての撮影に、いちいち縦グリを握り直す人もいるからな。どんな使い方をしても勝手だけど、効率という面では悪い使い方。
一般人に向かって「効率」などと…(苦笑)
一般人だろうとプロだろうと、撮影時の効率はあると思います。
プロでも、短時間で多くの成果を求められる現場なら効率は大事ですが、比較的時間に余裕のある場合は、効率はそれほど重要ではありません。
一般人の場合、撮影行為にかけられる時間を確保できない事があり、その場合は効率が求められます。
頻繁に縦横切り替える場合は、縦位置グリップ付きであっても持ち替えずにそのまま撮ることが多いです。
ずっと縦位置で撮る場合は、持ち替えた方がいいし、水平も取りやすいですね。
持ち替えると効率が下がるなんてアホな見方。
持ち替えてもぶれないように確実に保持するほうが 結果として効率が高いに決っている。
〉頻繁に縦横切り替える場合は、縦位置グリップ付きであっても持ち替えずにそのまま撮ることが多いです。
フィルム時代のことですが、縦位置の方向をコロコロ変えるとベタやスリーブが見にくくなりました。
前にも書きましたが、左ストロボだと縦位置レリーズは使わないので
持ち変えないスタイル(右手下)が身についています。
>フィルム時代のことですが、縦位置の方向をコロコロ変えるとベタやスリーブが見にくくなりました。
これはどちらを上にするかの問題であって、持ち替えるか持ち替えないかとは無関係の事象だよね。
むしろ縦位置グリップを使って持ち替える撮影のほうが 常に上下の向きが一定している。
縦グリがないと確実に保持できないと信じてる人がいるのか。
もう必死だねww
つうか縦グリ無しで一日中縦横繰り返していると手首に来るんよな。
そのうち正方形の撮像素子で、ボタン押すだけで縦横切替自在になりますよ。
縦位置の時は、ちゃんと持ち替えた方が水平がとりやすいよ。
「効率」という語が出たので、そのまま使いましたが、言いたかったのは
「いちいち持ち替えるのが面倒だし、シャッターチャンスを逃す場合もある」ということです。
クリップオンフラッシュを使う場合には「どちらに影を落とすか?」で向きを考えます。
当然、縦位置グリップが付いていても右下にすることもあります。
チームで証明写真を撮る時なんかには、縦グリ付きに合わせて右上に統一していましたが、
ソロの撮影では、ベタやスリーブの見やすさを気にしたことはあまりないですね。